「洞察」なき「思い」は単なる「思い込み」。

今凄い事実に気づいた。
ダメなトップというのは、えてして自分の決断を即結果に求めようとする。これは金日成もそうだし菅直人もそうなのだが、「事実の洞察」がないままに自分の「思い」を基にして指示を出すから、周囲が混乱するのであって、そこで担当者を斬首すればいいという問題ではない。
「指示」とは「組織体」を動かすのだから、そこには徹底した事実の分析と其れに基づいた洞察が必要である。「思い」が必要であるというのも一種の側面ではあるが、前述した洞察がなければそれは単なる「思い込み」いや「妄想」と一言のもとに片付けるべきであろう。それを「組織だから仕方がない」と言ってしまうことがそれこそ「一億総懺悔」論の最たるものであり、組織を滅亡させる根源とも言える。

「腹を括れば」もう何も恐くない。

仕事の鬱屈が溜まりすぎて「毒」吐きの濃度が高まっておりますw
今週から来週にかけて「総崩れのヨカーン(゚∀゚)」なわけだが、だいたい悪い予想というのはえてして外れることはなく、それに備えた覚悟をしていれば最悪の事態は乗りきれる。現にこうして生きている。問題なのは、こういう「経験」を踏むことは最前線にぶち込まれるリスクを高めることこそあれ、その逆は存在しないこと。

杭州玻璃廠のGKD1C(蔵出し)


たまには昔の画像でも出してみよう。
今から5年近く前、2007年2月に杭州市区北部にある杭州玻璃廠を訪問した。ここは杭州鋼鉄の近くにあり、製鐵所が内燃化されたあとも暫くの間は蒸機が使用されていた。春になると池の脇には菜の花が咲くいい場所だったのだが、ちょうど自分が訪問したときは内燃化された直後であった。蒸機は奥にいたのだけどもさすがに写欲が失せてそのまま杭州へ戻り、CRH2が試験運用されていた管内快速で上海南へ帰投した。
この年は2月にしては暑く、体調を崩して風邪が治るまで1ヶ月を要した。