なぜ鷹揚と構えることができないのか

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/213874/042000024/

店員たちを喜ばせる金の使い方をする客と、店員たちを酒の温度で怒鳴りつける兄。新地で遊ぼうと思ったら、兄はもう、やはり無理なのだ。

これは2頁目。昔から父親と外食に行くのがいやだった。せっかくの楽しい食事を、会計後にやれ飯がマズいだの(ひどい時は、ファミレスで出てきたピザがぬるいと温め直させたことすらある)と延々と家族に対して愚痴りだすのには本当に辟易させられた。

前にこんなことがあった。当日に席取れますかと確認したら、団体が来るということで、その日はかなりバタついていたようだった。それもあってか、注文したものが来るのが遅かったりして、会計後にあまりサービスがよくなかったという感想を聞かされた。それは事実だとしても、なぜ鷹揚と構えることができないのか、それを同行者の前で口にできるその性格に対し複雑な気分になったのだが、よく考えればその本質に気づけたのはある意味正解だったのだ