「創作」に応用する「歴史研究」

創作をなんとなく書こうと思ったのは一昨年のことである。歴史研究の読み物はなんどか書いてはいたのだが、同じような方向ばかりでも面白くないので強引に混ぜ込んだw その中で一定のリアリティを持っているのは、過去に大陸を逍遥した経験から書けるわけで、現地指導という明確な目的を持って回ったのは昨年7月の大連市内のみである。

「創作」といえども、その背後には資料調査による徹底した読み込みがなければ、説得力を持たなくなる。ただし創作の主題は自らの内部にあるものなので、そこに潜り込む作業がまたしんどいものである。正気度が低かったり、本業多忙な時期にこれをやるとかなりつらいw あるいはつらい時期だからこそ「潜水作業」をやって昇華させるという荒業もあるが、かえって悪化させる危険性もあったりする。あれっオチがねえや