「デジタル一眼」全盛における実践的写真論。

http://kotake1969.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/02/800_4880.html
最近写真からめっきり遠くなってしまったが、非常に素晴らしい写真論なので一読を薦める。銀塩時代、RVP50などという低感度フィルムを使用していた頃は明るいレンズを使用してシャッター速度を稼ぐ必要があった。その名残で単焦点レンズを組み合わせて使う癖がついたのだが(一時期は85mm/50mmを手で付け替えて撮る荒業までやっていた)それはさておき、単焦点レンズの存在価値というのは十分見直されるべきだと思う。極論すれば、50mmF1.4と、85mmF1.8の2つあれば十分だと思っている。下手にズームに頼ると構図取りが甘くなることは当時の写真誌でも指摘されており、この原則は間違っていないと思う。ただし、本例の場合はなかなかその判断が難しい。トリミングを取るかズームを取るか、光源の少ない厳しい環境下での一例として考えたい。