予言的中「会社更生法申請」。

http://d.hatena.ne.jp/SY1698/20120108/ の続き。予言通りの展開。
そもそも半導体産業は1990年代より急速に陰りが目立ち、日本ファウンドリーのように2社続けて転売、台湾系の傘下になったのはまだましなほうで、エルピーダの場合は元々の成立経緯が「親会社の連結外し」と「リファイナンス」にあったのだから、傾くときは早い。まさに「船頭多くして船山に登る」を実践した経営といえよう。更に日本政策投資銀行から出資を仰いだのがここで裏目に出た。政府系金融機関相手だと原理原則以外通用しないのだから。有村産業のように問答無用で会社更生手続廃止、破産へ追い込まれなかったことだけが唯一の救い。