迂回ルートのさらなる開通を。

http://ameblo.jp/nakagawahidenao/entry-10835937297.html
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110320/ymg11032011500000-n1.htm

JR東日本は、20日の奥羽線(米沢−山形間)運転再開に伴い利用が可能になった東京−山形間の迂回(うかい)ルートを公表した。東北新幹線那須塩原以北)や在来線の東北線東日本大震災の影響で運休しているため、日本海側の新潟を経由し山形を目指すことになる。同社仙台支社によると、迂回ルートは、東京から上越新幹線を利用して新潟へ向かい、新潟から白新線羽越線を利用。坂町で米坂線に乗り換え、終点の米沢から奥羽線で山形に向かうコース。たとえば、東京を午前6時8分に出発すると山形到着は午後1時31分。また、山形を午後5時32分に出ると、東京には午後11時40分に到着する。
一方、東武鉄道も、野岩鉄道会津鉄道を経由して福島県会津地方まで東京・浅草から直通するルートを復活。首都圏と東日本大震災の被災地を結ぶ「救援・支援ルート」(同鉄道)を確立させた。このルートでは、会津若松駅などからバスに乗り継ぎ、郡山方面に抜けることが可能になるという。

米坂線は宇津峠という隘路を抱え、平均閉塞区間も10kmを上回っているので大幅な本数増加は物理的に不可能(過去に列車交換可能駅を整理)。ただ、これ以外にルートがないから仕方がない。会津方面は従来の裏ルートだが、会津田島以北の輸送力が今度は問題になりそう(1〜2両では不足するかも)。
貨物輸送は、上越〜羽越・奥羽・青い森・IGR経由で盛岡(タ)までのルートを確保しているが、羽越・奥羽は単線区間が意外に多いのがネック(ただし幹線ルートなので軸重14t〜15tは許容範囲のはず)。
【注目】
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