帰宅難民「東海道中膝栗毛」(4)


24時に鶴見区下末吉に突入。10年前に居住していた地域。ここから寺尾にかけて峠越えとなっている。横浜までのバス停は15以上を数えるが、逆に言えば数百m毎にバス停があるわけで、バスが来るまで歩けばいいということになるが、まったくバスは来ない。川崎・鶴見方面へのバス(7路・29路)は何本も出ているのに。そもそも第二京浜の渋滞が激しいこともあるのだが。
夜1時を過ぎると急激に冷え込んでくる。ダウンジャケットを着込んでいても少し寒い。こんな時期に酒を飲んで倒れている人間がいるので、凍死しないように保温対策(シートをかけたり、体を動かしたり)を手伝ってから、すぐ救急車がきたのを見て一安心。

東神奈川駅手前では京浜東北線が抑止されて踏切警笛音が鳴りっ放し。すぐ先には横浜線の電車も放置プレー状態。1時50分に東神奈川に着くと、もう終わったかと思った7路バスがやってくるが満載で乗れない。すぐ次のが来たのでどうにか乗り込む。
バスを降りたら何名かがとなりのバスレーンに行くので見ると「横43戸塚駅東口」行バスがあるのでそれに乗る。余裕で着席。大船行に乗れなくとも、とりあえず戸塚まで出られれば安心だ。ところが目の前に「船20大船駅」行バスがやってきたので、信号待ちの間に運転手間で話をつけたのか、どうにか先行し乗り継ぐことができた。


夜3時15分に到着。深夜の寒さは尋常ではなく、歩こうとも思わないくらいほど。「松屋」で夜食をとり、タクシーを拾って帰宅したのは朝4時であった。
そのまま寝たので、PCどころではなかったのが実情。