第二次「小沢封じ」内閣でも「無能者」は更迭。

電脳補完録より。
http://nyt.trycomp.com/modules/news/article.php?storyid=8540

17日の内閣改造で、中井前大臣に代わり拉致担当大臣には、柳田稔民主党参議院幹事長)氏が法相と兼務という形で就任することが決まった。中井前大臣と同じく民社党出身。
参議院拉致問題特別委員会の委員。2006年9月からの1年間、及び昨年2009年10月から委員であるが、自ら質問に立ったことはない(まぁ委員会そのものが、ろくに開かれていないってのもある)。拉致問題に関して、柳田議員の関わりはこの「委員」であるという以外は特に見当たりません。だからといってダメだというつもりはありません。私は「拉致議連でずっとやってきた」という議員が必ずしも事態打開に適しているとも言えないと思っているので。
ただ前の中井大臣の場合、国家公安委員長との兼務でしたがどちらかと言えば主は「拉致大臣」でしたが、今回の柳田議員の場合、主は「法務大臣」。拉致担当大臣としての活動は、ほとんど行われなくなるのではないか。


総理大臣は「拉致担当大臣に任せてある」と他人事に言い、外務省は「それは拉致大臣、対策本部の管轄で」と言い訳し、対策本部の官僚は「なかなか大臣に時間を取っていただけなくて・・・」と愚痴をこぼし、当の拉致担当大臣は「なんで法相が拉致担当なんだよ」とぼやきつつ、横田さんと会う時だけいそいそとブルーリボンバッジをつける。
こんなことになりませんように。

無能者ばかりを寄せ集めた菅堕ち内閣の中でも、特にひどかったのがこの「中井蛤」。長妻某とかは単なる空回りだが、こいつの場合、情報収集よりも「垂れ流し」がひどかった。西村眞悟のほうがなんぼかまし(非弁行為やってるから閣僚には無理か)。
無能が服を着て歩いているようなものだ。
それはともかく、改造内閣の面子を見ると、原口・長妻・落選法相(名前を書くのも汚らわしい)は斬首されたようだが、環境省に、あの鉄壁の選挙戦を誇る*1松本龍かよ。馬渕さんは微妙なんですけど、よりによって前原を外相に持ってくるか。アレだけ八ッ場ダムJAL再建で引っ掻き回した馬鹿を外相に持ってくるというセンスの無さ。もうそれだけでダメだろう。国家公安・消費者・少子化・男女共同に岡崎トミ子国家公安委員長法相自治大臣が兼務するものだろうが(最も最近は担当大臣兼務になったから軽量化したといえる)。何を考えておるのか。

*1:実際はもっとアレだったというオチ。福岡9〜10区と勘違い。いやあの地域は「○○鐵ハ神聖ニシテ侵スヘカラス」の土地柄なもので。