結局、これが本質(肝心なところで信頼できない)

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20100826/215976/
夜をこめて円の高値は続けどもげに白川の席は動かじ。


あの人は、好きでああいう顔をしているのではない。ただ、生まれつき眉毛が下がり気味だというだけだ。でも、画面を見た人々は、反射的にアタマに来る。これはどうしようもない。焦っている連中の目から見ると、白川さんのあの顔は、事態を過小評価している人間の表情に見えるからだ。

このカタチの眉を持った人間は、肝心なところで信頼されない。
残念なことだが、これは事実だ。
われわれは真剣さを疑われるのだ。特に修羅場では。どこからどう見ても阿修羅と最もかけ離れた表情をしているからだ。

でも、素人は違う。
ボスがきょとんとした顔で座っているのを見ると、下っ端は不安になる。
「おい、大丈夫なのか?」
「このヒトは状況を分かっているのか?」
「っていうか、早く家に帰りたいだけなんじゃないのか?」

これが本質やね。つーか、この人間はせいぜい理事までの器であって、総裁の器ではない。こんな馬鹿を野党時代に総裁にした現与党の罪は重い。もっとも、その与党も、病気もスキャンダルもなしに90日で総理の座を放逐される首相とか、人材難はたいがいなのだが。