株式投資の適齢期。

今更ながらの話であるが、株式に手を出すのなら、勉強する気がないと確実に失敗する。金儲けをしようという気が先走ったらだいたいコケる。仕事に集中できなくなったら死亡フラグ。身近に反面教師がいたので、大ゴケせずに済んだ。無事に手切れたのも僥倖。余裕を持って、欲をかかずにという気分で進めていたせいもあろう(でも当時は、相場が下がれば「どうせ機関投資家が慌てふためくのだから、その隙に動こう」という腐った性根で動いてもいた)。
考えてみたら、過去に投資した銘柄で「生扉」(反面教師の行きずり)以外に上場廃止なし、買収合併もなし。そもそも「生扉」で売却益出して生還したのはある種の奇跡だ。その代わり、投信系は総崩れ。MMFで処分損出すか普通。損失は誤差の範囲だが。経験は重要だ。
ただし、投資経験は20代〜30代半ばであらかた済ませ、あとは手仕舞いが正解。40代から投機で仕事に身が入らなければ、自分の首を絞める。