大連市電で締める。

大連火車站で粘ってみるものの、来る電車すべて「201区間」ばかりで直通はなし。20分近くも待ったが来ないので業を煮やして、とりあえず華楽広場まで行ってみる。華楽広場は海際の新興住宅地で、ここまでは市電の本数も多い。ところが先まで行く電車がいつまで経ってもこない。しばらくすると、向こうから市電がやってくる。海之韵公園まで行くのかと聞いたら「是」のようで、乗り継ぎ運賃は不要(支払済だから)ということらしい。上ったり下ったりの急勾配を越えて、終点海之韵公園は開発中のマンション近くにある何もない場所だった。どうやら、華楽広場〜海之韵公園間は30分に一本間隔で運転されているようだが、これなら最初から歩けばよかった。

あとは、戻って民主広場で市電車庫を外から眺めて、大連火車站へ戻る。ホテルに戻りチェックアウトを済ませ(このときに靴下を干したままにしていることすら忘れていた)、時間もないので東関街方面へ歩みを進める。そういえばこの「如家快捷」、渤海賓館と同じ建物の中にあり、おまけに二階には日式ウェディングドレス屋まで入っておった。街の広告を見れば

能美防災:日本皇室御用達」
なんじゃそりゃw

東関街〜市場街の間は、古き良き大連の雰囲気を残している場所で、ここで一気にフィルムを取り切ってしまい、あとは出租で大連周水子机場まで移動するのみ。金もないのに、適当に買い物したら、手持残金は0.3元になる始末。何やってんだか。