大連周水子空港から路線バスで北崗橋まで出て、バスの切符を買ってから時間潰しに市電(201路)で大連火車站まで。案の定、4月30日の切符は全滅、空路を辿るよりほかに術はない。結果的にこれで正解だったのだが。
火車站前には「大連〜広州」間の寝台バスが。こんなものに乗って広東省まで行くことを考えるだけでうんざりする。特にすることもないので市場街（北崗橋）近辺で路面電車の写真を撮って、復州湾に向かう。
ところが、大連市内は高架橋工事をやっている関係か、非常に渋滞している。市外を出るまで一時間。それも乗客を細々と拾っていくものだから、高速に乗ったら乗車率200％。
事故ったら全員死ぬ
乗車率。乗客の中には自分の切符を見て「席を替われ」と抜かした馬鹿がいたが、車掌に「始発から座らないお前が馬鹿だ」と言われ、他の乗客からも笑われていた。本人面子丸潰れ。
どうにかこうにか復州城に辿りつき、宿を探して投宿。夕食は海鮮料理店へ。「海腸」はなかったが、適当に頼んだら太刀魚の煮物が出てきた。非常に旨かった。ところが前菜があまりに多すぎ、打包する羽目に。
宿に戻って地図を見直したら、よく見ればここは復州城。復州湾よりも30kmばかり北だった。おまけに復州城には汽車站らしきものもない。
さて復州湾塩田窄軌への道やいかに。
