査収案件(その2)

さらば財務省!官僚すべてを敵にした男の告白 高橋洋一
「官僚暴露もの」の書籍に見えるが、実はそうではない。彼が本来は数学者であるところに着目すべき。数学畑出身の経済学者は、日本ではそうそういない。海外では、むしろ主流だというのに*1
本書を読んで、誰が「小さい政府」「大きい政府」を志向しているかを考えると、自ずから見えてくるものがある。そう考えると、あの日銀総裁選出に至るドタバタはいったい何だったのだろうか。
もっと良質な書評については、「Facta編集長blog」にあるこちらの書評を参照。

*1:だからといって「毒劇物」一般主任者の経理屋はもっとおらんw