「整理」ができないと。

逆に、収集癖がなくとも「捨てられない」症候群は、絶望的なまでに「整理」ができないと断言してもいい。
実家がそうだったから書けるのだが、30年以上も前の百科事典セットとか、露西亜文学全集を捨てられない。それを捨てれば居住空間が有効活用できるというのに、それをしない。それが自分の人生そのものではなかろうに、傍から見ると非常に滑稽であるが、それを笑っていられるほど世の中は甘くない。
職場でも、机の整理が絶望的なまでにできない人間というのは、必ず存在し、必ず目の前の業務に追われてドツボにはまっているというのが実態である。そういう状況から救い出す手法が「整理」なのだが、それをきちんとしたアプローチで説明できる人間というのは、実は非常に少ない。
オチがないので、ここにて。