「糠味噌のほうがまだまし」。

こいつの脳味噌は糠床から腐っているのか、と呆れ果てて「帰れ」と叩き出したわけだが、論点が噛みあわない会話をするというのは、非常に苦痛である。だいたい、そういう不毛な会話になる原因は、相手が「会話の意思」を持っていないところに根本的な原因がある。
普通は、相手との見解の相違があるにせよ、自分の意見と相手の意見を出し合い、相手が言外に指し示していることも推察しながら、「これはできますが、ただしこの線だけは譲れない」という落としどころを探るのが、会話ではないか。
一番困るのは、自分の無責任さを他人に責任転嫁し、なおかつ相手に判断を丸投げしつつ、自分の意見を通そうとする手合いである。

「他の部署が決めないと動けません」→ その部署に連絡しろや。
「緊急対応しないと大変なことに」→ 当日になって騒ぐな、ボケ。
「役所からこうするように言われました」→ 手前は伝書鳩か。

そういう連中に限って「僕達はこんなに頑張っています」「このリクエストを聞かない人間がいます」などという、くだらんアピールを、ccに役員を入れてメールをばら撒く、小賢しい真似だけには長けている。
殺すぞ