さすがに「動態」は無理か。

中国最大の蒸気機関車博物館である「瀋陽蒸汽機車博物館」の新館が2年あまりにわたる建設工事を終え、年内にも開館する見通しとなった。最大の目玉は、旧満鉄が運行した特急「あじあ号」の実物機関車。このほかにも1960年に新中国で初めて独自開発された蒸気機関車など、中国、米国、日本、ドイツ、旧ソ連の機関車15両を所蔵、展示している。瀋陽蒸汽機車博物館は1984年に瀋陽鉄路局の蘇家屯機務段で開設され、2002年には瀋陽植物園へ移転。今回完成した新館は鉄西区の森林公園で2005年3月から建設が進められてきたもので、同博物館にとっては2回目の引っ越しとなる。【0日新華社=NNA】

「勝利7」もとへ「パシナ」の動態保存は無理だろうな。
「1960年に新中国で初めて独自開発された蒸気機関車」って、前進型のことですな。それは旧ソ連の友好型ベースに「改良を加えて量産した」の間違いですが。そもそも、中国の主力蒸機といっても、上游型=満鉄ミカロのデッドコピー、建設型=満鉄ミカイのデッドコピー、前進型=ソ連友好型のデッドコピー、というわけで、どこにも「独自開発機」など存在しないわけですが。せいぜい、東風1型に連なる電気式DLの系譜か、詔山1型に連なる電気機関車の系譜くらいなのだが。
思い出した、華畜之星中華之星www