「むりへんにゲンコツ」の終焉。

実は、この手の問題というのは、昔から言われてきた問題なのだが、「強くなって番付が上がればおK」ということで、ずっと見逃されてきた側面がある。しかし、一日経ってみたら、さらにまずい情報が出てきてしまったようで。
時津風部屋ならびに親方、オワタ。\(^o^)/

大相撲時津風部屋の力士斉藤俊さん(当時17)がけいこ中に急死した問題で、父正人さん(50)は26日の記者会見で、俊さんの死亡後、部屋側で火葬する意向を伝えられたため、断ったことを明らかにした。正人さんによると、俊さんが急死した6月26日の午後、時津風親方(元小結双津竜)から「申し訳ありません。死にました。死因は急性心不全です」と電話連絡があった。親方はその後、「じゃあ、全部任せてほしい」と言ったという。これを受け、正人さんら親族の間で「任せてほしいとはどういうことなのか」と疑問が持ち上がった。親族が親方側に電話で確認すると、俊さんを火葬する趣旨だったことが判明。「火葬は困るから」と親族でやめさせたという。(9/28時事)

それを一般には「証拠隠滅」というのですが。
特に、死体の「証拠隠滅」なら、もっと罪は重くなる。死因の特定が困難になるからだ。おまけに焼香時に「ビール瓶で殴った」と堂々と遺族にのたまった神経が、ある意味凄い。例えは悪いが、殺人犯が被害者遺族の家に焼香に行って「ビール瓶で殴って殺した」と堂々と言えるのかね。
今回の事件は、書類送検どころでは済まないレベルになってきているのは、「死体を火葬しようとしていた」事実が明るみになったから。確実に「過失致死」で立件であろう。これに「使用者責任」まで追及されたら、アウト。まあ、昨日の報道は「タイーホ」前提の予防線だったのかもしれないが。