十両、ギャンブルで引退。

大相撲の元十両で東幕下2枚目の高見藤(27)=本名横山英希、岡山県出身、東関部屋=が18日、日本相撲協会に引退届を出した。師匠の東関親方(元関脇高見山)によると、パチンコなどのギャンブルで借金がかさみ、相撲を取る気力がなくなったという。高見藤は東洋大時代に学生横綱となり、岡山県和気町役場を経て入門。今年春場所新十両に昇進した。夏場所は幕下だったが、25日発表の名古屋場所番付で十両に再昇進することが決まっていた。関取級の力士がこうした理由で引退するのは珍しく、東関親方は「何回も注意したが直らなかった。若い者にも示しがつかない。これからという時に残念だ」と話した。(6/19時事)

実質的には「廃業」ではないのか。学生横綱というのも、付け出しでデビューすることもあってか、幕内に入ってから伸び悩むケースが多いとはいえ、よく幕下の身分で、パチンカーやってられたものだと、不思議な気がする。