今回の査収物件。

負け犬の遠吠え (講談社文庫)

負け犬の遠吠え (講談社文庫)

旧作だが、「負け犬」の心理ならびに女性側の言い分がどれだけ矛盾しているかを探るには好適な書かも。しかし、周囲に「負け犬」が多い職場(だった)ゆえに、つい知っている人間の顔を思い浮かべてしまい、逆の意味でいたたまれなくなるのだが。もっとも、そういう自分の立ち位置は「ゲイ友」にほぼ等しいのかと思うと。なるほど「異性」扱いはされてなかったなー、と思えなくもない。