「工業塩」でミネラル補給?

広東省塩業総公司によると、同省の4分の1の住民が食用と偽った工業塩を食べている可能性があることが分かった。同社の統計では、2006年に販売された一般消費者向け包装の食用塩は35万tだった。国の統計機関のデータによると、広東省の1人当たり食塩年間消費量は5〜7kgとされており、全省9,000万人で試算すると需要は45万tに達する。実際の販売量との差である10万tが、闇塩または工業塩と見られている。闇塩に関しては、同省湛江市の徐聞、雷州などで非合法に生産されている食塩が年間1万t程度、珠江デルタで販売されているとされる。問題になっているのは大部分を占める工業塩。人体に有害な鉛や水銀など重金属を含んでいる。広州市の取り締まりの結果では、もとになっている工業塩は8割が湖北省の中塩宏博集団の製品で、これを非合法に入手し、食用塩として販売しているとされる。20 日付新快報が伝えた。(3/21NNA)

ミネラルどころか、鉛とか水銀まで含んでるっていったい。