「路用」でも「市郊」でもないのか。

上海市西側の金山区と市中心部を結ぶ高速旅客鉄道の建設が、近くスタートすることが決まった。従来の貨物鉄道路線を改造する形で建設、来年にも運行を開始する見込みで、あわせて従来の金山衛東駅を廃止、新たな駅も建設する予定。5日付上海商報が伝えた。投資総額は約20億元。このうち、新駅の建設には3億8,000万元を投資する。総延長は新駅から上海南駅までの58kmで、開通後の移動時間は最短で32〜35分程度となる予定。
2駅間を直接結ぶ快速列車のほか、山陽、閔行西、新橋、春申、辛庄などで停車する各駅停車の2路線を運行する計画で、1日当たりの本数は38本を予定している。(3/6NNA)

そもそも「金山衛東」自体、2004年1月に客運停止して以来事実上の廃駅。20億元も投資するということは複線電化工事か?38本も列車を運転って、それってどこの誇大広告?「高速鉄道」といいながら、実際は滬杭快速の払い下げたるDF4D+SYZ25Bで客運営業という線も捨て切れない。もうひとつの考えとしては、洋山深水港の手前まで伸びている浦東鉄路の輸送力強化と併せ、当該工事を実施という見方もあるが。まあ本気でこの区間に客運増発すれば、金山衛を中心とするバス路線はかなり打撃を受けるかも。