「バブル」とはいつの時期か。

基本的には、プラザ合意円高が進み、余った金が不動産・株に流れた1985〜1988年。これは横田濱夫氏「はみ出し銀行マンシリーズ」ならびに宮崎学氏「突破者」で裏付けられている。
その後の1988〜1990年は、不動産・株ともにピークを越し、それぞれがババを押し付けあう構図。何だか訳わからないけど、モノは売れる、という狂った状況、これこそが「雰囲気バブル」の時期。
1990年末に株高が崩壊、1992年は一部企業が新卒採用の絞込みを始め(この時期に「就職戦線異常なし」という映画が作成されたのは、ギャグのつもりか)1993年に就職氷河期へ突入、不況が本格化する。これは実体験しているので間違えようがない。