これぞ「血税」。

4日付の上海紙・労働報(3面)によると、会計事務所に勤めていた女性が「勤務先がくじ引きで献血の順番を決め、それを拒否したところ4000元の罰金を徴収したのは法的に根拠がない」として罰金の返還を求めていた民事訴訟で、上海市静安区の人民法院(裁判所)はこのほど、罰金の合法性を認めた上で和解を勧めた。その結果、原告に罰金のうち1000元を返還することでまとまったという。中国では企業に献血の義務が課されている。同紙によると、この会計事務所にはくじ引きにより「義務献血」を賄う内部規定があり、理由のない拒否や不参加には4000元の罰金を科すことを決めていた。これに対し、原告は「心臓病」を理由に拒否。事務所側が求めた診断書を提出しなかったため、5回に分けて罰金を取られたという。(11/7時事)

ノーコメント。
5回に分けて罰金ではなく、血を取られるというのはありがちで怖い。