流動人口が最も多いのは上海。国家人口計画出産委員会幹部が同座談会で語ったところによると、同市の流動人口は昨年の時点で５８１万人と全体の約３分の１に達している。上海に１９ある区・県のうち、３つの区では流動人口が戸籍人口より多い。中国は今も「一人っ子」を原則とする計画出産政策を実施しているが、流動人口は「計画外」の出産が特に多く、関係当局は頭を痛めているという。首都・北京でも、人口の約４分の１が流動人口で、その数は昨年末の時点で３５７万人。地元メディアによれば、犯罪検挙者の約７割を流動人口とされる地方出身者（外地人）が占めており、流動人口の増加は治安問題にもなっている。矛盾の根源は、農村部と都市部の戸籍を厳しく分ける旧態依然の制度にあり、本来は、都市部でも出身地にかかわりなく、同様の公共サービスを提供し、全市民の生活安定を図るのが好ましい。しかし、都市戸籍を「開放」すれば、流動人口がさらに激増して、失業問題の深刻化や各種の財政負担増などを招く可能性が大きく、根本的な制度改革はほとんど進んでいない。(11/1時事)
「計画外」出産って、まさか「戸籍がない」ということでつか？(゜д゜;)
それとも人身売買の種とか((((((((゜д゜;;;;;;;;;)))))))
下手に戸籍の「開放」を実施すると、社会保険制度、教育制度などが確実に崩壊する*1ので、誰も手を付けられないという罠。
*1:元々存在しないという話もあるが
