それは昔、日航が辿った道。

航空国内5位の上海航空はこのほど、固定資産の耐用年数を従来より延長、コストを大幅に削減することで業績の改善を図る方針を明らかにした。今年通年で純利益6,800 万元程度の計上を見込む。18日付上海証券報が伝えた。航空機エンジンの耐用年数を従来の18年から20年まで延長。これまで30 年とされていた駐機スポットなどの耐用年数を40年に、ほか耐用年数35年とされていた設備も45年にそれぞれ延長する。同様の手法は以前にも中国東方航空が採用、02年度に4億元の増益に成功した例があり、上航も同様に巻き返しを狙う考えだ。上航は昨年、原油高騰などによるコスト上昇を受け、純利益が前年比82.5%減の4,604 万元まで減少。今年1〜6月には1億6,327 万元の赤字を計上するなど、苦しい経営状態が続いている。(10/19NNA)

かつて日航減価償却方法を定率法→定額法に変更して数百億の営業利益を捻出したことがあったが、ほとんど粉食のレベルですな。それ以上に燃料油の購入契約はどうなっているのかね。もっとも下手に先物に手を出して自爆したのも日航*1

*1:詳しくは「沈まぬ太陽」4〜5巻をご参照ください