ソニー電池、シンクパッドも発火

シリコンバレー28日時事】ソニーは28日、ノート型パソコンに搭載されたリチウムイオン電池の大規模リコール(回収・無償交換)を表明した。ソニー電池を対象にしたPC各社のリコール拡大に歯止めが掛からず、ソニーは空前規模となる恐れがある自主回収に追い込まれた。パソコン最大手の米デルは8月、410万台に上るノート型PCを対象にソニー製電池のリコールを開始。これだけでも、パソコン関連では米国史上で最大だ。しかし、アップルも追随し、180万台を対象に電池回収を始めた。さらに中国の聯想は28日、ビジネスマンに人気のノート型パソコン「シンクパッド」に搭載された電池回収を発表。ソニーは「各社のPCのシステムに影響を受けた可能性がある」との「パソコン起因説」を主張してきたが、ソニーが電池を提供する複数メーカーのPCに問題が広がったことで、不具合はソニーの技術的問題に起因するとの見方が強まった。レノボによると、利用者が米国内の空港で旅客機に搭乗する際、シンクパックが発火した事件が報告されたという。仮に飛行中に発火し、消火が遅れれば、大惨事を招く恐れもあった。このため欧米では、ソニー製に限らず、リチウムイオン電池そのものに対する不信感が浮上。製造基準の見直しや、旅客機内でのパソコン使用制限も検討されている。

これぞSOИYクォリティ。日に日に製品生産技術が低下しているようで、あまりに香ばしいんですが。「旅客機内でのSOИY製電子機器持ち込み制限」まで後もう少し。