10年以上かけて「既定線」に落ち着いたか。

オウム真理教元代表松本智津夫被告の死刑が確定した。何しろこの裁判で浮き彫りになったのは、弁護側の遅延戦術。光市の例の事件どころではない。接見拒否が続いて弁護側も何もできなかったとか、10年以上も無反応で「壊れていた」という話も持ち上がったが、最大の決め手となったのは「コンチクショウ」これでしょ。結果としては有田芳生氏の見解が正解だったということになる。*1今後この手の事件については、裁判員制度の導入で迅速化を図るしかあるまい。陪審員へのパフォーマンスで結果が決まるアメリカほどひどくならないと思いたいが。

*1:氏公式サイトにて旧戦犯の例を引き合いに出していた、現在は更新停止中