小売大手の大連大商集団は5月31日、哈爾濱市でショッピングセンター「麦凱楽(マイカル)」の起工式を行った。総額22億元を投資し、繁華街の中心広場で来年末の開店を目指す。1日付哈爾濱日報などが伝えた。哈爾濱麦凱楽の敷地面積は22,000㎡。大商はここに地上30階・地下2階建てのビルを建設し、百貨店、スーパーマーケット、娯楽施設、飲食店などからなる複合商業施設を経営する。大商は昨年末、同市のシンボル的な国有百貨店「哈爾濱第一百貨商店(哈一百)」を5億5,000万元で買収した。哈爾濱麦凱楽はこの哈一百に隣接して建設するもので、両店の間には観光用を兼ねた地上10mの連絡通路を設ける。大商は哈一百の改装も進めており、両店を合わせて哈爾濱の新しい商業エリアを作り出す構想だ。(6/2NNA)
マイカルって確か会社更生法の適用受けたときにイオン(「吉之島」＝ジャスコ)グループになったので、同名でのショッピングセンターなんか作るはずはないのだが。商標権の軽い中国のこと、どさくさに紛れて商標を中国で登録し、簒奪したという気がしてならぬ。
（爾後更新）
実はそのとおりで、大連での合弁先がマイカル倒産後、同社が撤退する時に「3年」の使用期限で使わせていたら、そのまま商標簒奪にかかっていたというオチ。
