1日付の中国紙・上海証券報(Ａ12面)によると、中国人民銀行が2005年に行った農村部出稼ぎ者(農民工)の実態調査で、05年上半期の賃金は前年同期比で平均8．3％伸びていたことが分かった。労働力需要が強い沿海部の賃金が総じて高く、環渤海湾地区では月額985元、長江デルタ地区では月979元、珠江デルタ地区では月958元となったという。この調査は出稼ぎ者の多い河南、江西、安徽、四川、貴州の5省で実施された。これらの農民は珠江デルタへの出稼ぎ組が33％と最も多く、長江デルタが30％でこれに次ぐという。また、仕事には「重労働」「汚い」「つらい」「疲れる」「危険」の五重苦がつきまとい、85％では法定労働時間が守られず、75％が社会保障がないか、知らされていない状態だったという。(6/2時事)
つーか「社会保障がない」「安い」*1が最大の売りなのだが＞民工。
「まだ命があるじゃないですか」
*1:賃金だけではない。命も。
