赤字の携帯事業、親会社に売却?

家電大手・海爾集団の携帯電話・洗濯機部門で、香港上場の海爾電器集団はこのほど、不振の携帯電話端末業務を売却すると発表した。携帯電話事業を手掛ける子会社の飛馬電子(青島)と飛馬通訊(青島)を、計4億1,100万HK$で同社筆頭株主である青島海爾集団控股(BVI)に売却する。同社によると、2005年の携帯電話事業の売上高は前年比48%減の16億3,000万HK$に落ち込んだ。赤字額は約1億8,000万HK$に上っている。同社はBVIと既に合意に達しており、売却で得た資金は海爾集団からの白物家電事業の買収に充てるとみられる。海爾集団はかねてより海爾電器を白物家電の上場旗艦企業とする方針を示しており、関係当局の認可を待って、今年下半期にも資産注入を完了する計画という。

つーかそれは「売却」とは言わん。グループ会社間を付け回す事業売却というのは「粉食」の域に近いと思うがどうなのか。やってることがダイエーカネボウみたいな。