果物の2割に残留農薬、広東の食品汚染状況

広東省衛生庁はこのほど、2000年〜04年にかけて行った食品の汚染実態調査の結果を発表した。調査では果物の20%で基準を大きく上回る残留農薬が検出されたほか、一部食品で重度の金属汚染などが確認されたことなども明らかになっており、今後も議論を呼びそうだ。2日付香港紙東方日報などが伝えた。調査は同省の13都市で、穀物、肉類、野菜、果物、卵など食品12種を対象に、半年に一度の頻度で行われた。その結果、果物の20%のほか野菜の17.2%、ほか一部のキノコ類、茶葉などで残留農薬が基準を上回ったほか、一部食品では深刻な金属汚染も確認された。最も金属汚染が深刻な食品はピータンで、なかには基準の8倍におよぶ鉛が含まれた製品もあった。漬物、ドライフルーツなどで基準を上回る量の添加剤が発見されるケースなども目立ったという。(11/3NNA)

ということは華南ではピータンは食えんということですな。