会計士、カネボウ監査で意図的に見逃す

カネボウ粉飾決算事件で、会計監査を担当して粉飾に関与したとされる中央青山監査法人の複数の公認会計士が旧経営陣の求めに応じ、虚偽の連結決算を意図的に見逃していた疑いがあることが12日、関係者の話で分かった。このうち、監査を統括した会計士の1人は1993年3月期決算からカネボウを担当し、同社の財務を熟知していたとされる。巨額の債務隠しは、元社長帆足隆被告(証券取引法違反罪で起訴)らが主導したが、会計士も共謀した疑いが浮上。カネボウをめぐる決算の粉飾は、大手監査法人の会計士が刑事責任を問われる異例の事態に発展する公算が大きくなった。東京地検特捜部は既に、中央青山監査法人を家宅捜索したほか、担当会計士を事情聴取して調べを進めている。関係者によると、中央青山監査法人は前身の中央監査法人の時代を含め、昨年3月期までの30年間、カネボウの会計監査を担当。2002年、2003年3月期には、それぞれ所属会計士3人が同社の連結決算を「適正」とする監査報告書に署名した。2年間で計4人の会計士が監査を統括したが、売り上げ架空計上などを指摘しながら、旧経営陣の求めに応じ、一部を見逃していたという。起訴状などによると、帆足被告と元副社長宮原卓被告(同罪で起訴)はカネボウの連結決算で、2002年3月期に約819億8200万円の債務超過を約9億2600万円の資産超過としたほか、64億9500万円の赤字を7000万円の黒字に偽装した。2003年3月期には、約806億800万円の債務超過を約5億200万円の資産超過とし、虚偽内容を記載した両年の有価証券報告書を関東財務局に提出した。(時事)

そもそも10年以上前からカネボウの連結決算は債務超過だったのだがそれが何か?
冗談はさておき、会計士が共謀しなければ「適正」な監査報告書など出るはずが無いのだが。瑞穂監査法人が業務停止命令を受けたとき「どうせ久万*1が飲ませ食わせ抱かせでもやったのが発覚したか」というギャグを書いた覚えがあるが、そういうギャグがあるほどに公認会計士と会社の経営はツーカーの仲うわなにをするやめろ亜うぇdfrtgyふじこlp;

*1:阪神電鉄元会長