農村女性の自殺、深刻

【北京24日時事】中国最大の女性団体、全国婦女連合会の顧秀蓮主席(全人代常務副委員長)は24日、記者会見し、農村部で女性の自殺が深刻な事態になっていることを明らかにした。顧主席は「政府も非常に重視しているが、原因は極めて複雑だ」と指摘。家族間の不和や精神障害、経済困難などを原因として挙げた。顧主席は、農村女性の自殺に関するデータを明らかにしなかったが、これまでの中国国内の報道によると、農村の自殺は都市の3倍、女性は男性の3倍だという。一方、中国政府は24日、1995年に北京で開催された第4回世界女性会議から10周年を迎えることから「中国性別平等・女性発展状況」白書を発表した。白書によると、昨年末までに全国の市長・副市長など市レベルの首脳のうち、女性は368人に上っ
たほか、全国の女性幹部も全体の9.9%に達した。最高人民法院最高人民検察院、国務院にも、25人の女性の閣僚・次官級幹部がいるという。さらに女子大生は昨年、609万人に上り、全体の大学生の45.7%。

女性の社会進出というよりは「女性も男性と同等にこき使われる」というわけなのだが。しかし農村部ではただでさえ女性の数が少ないのに自殺率が高いのですか。ふーん。