海爾「一人負け」、上半期の利益22%減

家電最大手、海爾集団のエアコン冷蔵庫部門である青島海爾はこのほど、今年上半期(1〜6月)の業績を発表した。主要業務売上高は約95億5,500万元に上り、昨年同期より10.3%増加。一方、純利益は22.1%減の1億4,800万元にとどまり、過去最大の落ち込みとなった。同社は減益の理由を「原材料価格の高騰と市場競争」としているが、ライバルの家電メーカーは四川長虹電器で231%増、青島海信電器で108%増など、各社とも大幅な利益アップを実現しており、専門家は本当の原因を「販売額の伸び悩み」と分析している。20日京華時報によると、専門家は「海爾の商品は世代交代が遅い」とした上で、市場のニーズに適応していない点を指摘。さらに、既に国内のエアコン・冷蔵庫市場でシェア15〜20%を占めているとみられる外資メーカーの猛攻や、他メーカーより10〜15%高い価格設定などが、市場拡大の足かせになっているとしている。(NNA)

ついに海爾も自沈ですか。まあ偽「洗剤不要の洗濯機」を出した時点で終わっていたわけだが*1、どこまで沈んでくれることやら。

*1:こんなのと手を組んだ三洋電機が先に自沈