問題行員の横滑り阻止で経歴データベース導入

2日付の中国英字紙シャンハイデーリー(9面)によると、上海市の上海銀行監督局は汚職や金融上の不適切な行為を行った金融機関職員がその事実を隠して他の銀行などに転職するのを防ぐため、銀行職員の経歴データシステムを近く稼働させる計画だ。具体的な稼働時期は明らかにしていないが、金融犯罪・汚職に対する取り締まり強化の一環という。

なるほど渡り鳥のように金融機関を渡り歩いて、横領を繰り返せば一財産が出来上がるわけだ。日本では想像もできぬ話だが。