家電大手の会長を拘束、不正経理などの疑惑で

【北京1日時事】新華社電によると、中国広東省の警察当局は1日、同国の家電大手メーカー、広東科竜電器の顧雛軍会長の身柄を拘束し、取り調べを行っていることを明らかにした。「経済問題」が理由としており、同社資金の不正流用、虚偽の財務報告など経理上の疑惑が捜査対象とみられている。同社をめぐる疑惑については、中国証券監督管理委員会も5月から調査に乗りだしていた。1日の中国新聞社電によると、顧会長のほか5人の同社幹部も拘束されたという。

1日付の中国紙・上海証券報(1面)によると、広東省にある家電大手、科竜電器(本社・順徳市)の劉従夢総裁は7月31日、同社の顧雛軍董事長をめぐり「当局が監視下に置いている」との憶測が出ていることに関連し、会社側にはこの状況に関する公式情報が何もないと強調した。経営陣に異動があれば直ちに公告で公表するという。また、顧董事長をめぐってはさまざまなうわさが流布しているため、同社では31日に緊急会議を開き、対応を検討したという。一方、深川証券取引所は1日、科竜電器の申請に基づき、同社株式の取引を1日停止した。一部マスメディアが科竜電器の経営事項について報道し、同社が2日に、この報道に関連する公告を出すことが取引停止申請の理由。顧董事長については、1日付の複数紙が「当局の監視下に置かれている」と報道している。(時事)

といっていたら早速やらかしてくれました。かなり面白い話になりそうなので、もっと楽しませてほしい、広東科竜電器には。