業績粉飾などで上場企業と会計士事務所を処分

29日付の中国紙・上海証券報(A1面)によると、中国財務省は28日、企業業績の決算、公表をめぐり不正などがあったとして、上場企業や会計士事務所に対する処分を発表した。中国証券監督管理委員会と共同で行った2004年決算に関する調査の結果という。上場企業8社、会計士事務所8社、23人の会計士が処分された。検査では、10の上場企業が何らかの不適切な決算を行っていることが発覚。会計の技術レベルや質にかかわるケースもあったが、中には、利益水増しによる赤字逃れを会計士が見逃していたケースもあったという。会計事務所に対する処分は、免許取り消しが1件、免許停止が1件、警告が2件、再監査命令が3件などとなっている。(時事)

いつこの手のニュースが出てくるか気になっていた。中国には「ST銘柄」という日本でいう「監理銘柄」に相当するものがあり、それに割り当てられるのを避けるために「粉食」なんぞしたんだろうか。まあ、中国の公表会計なんてそんなもんよ。