不透明な上海不動産市場、訴訟も急増

一連の住宅価格抑制策が導入されている上海市で、不動産取引をめぐる訴訟が増えている。これまでの右肩上がり傾向から一転、市場の先行きが不透明になったことから、契約を破棄する不動産購入者などが増えているようだ。28日付第一財経日報が伝えた。宝山区法院では今年に入って現在までに、中古不動産の売買契約をめぐる訴訟94件を受理した。昨年同期に比べ33%の増加という。また浦東法院では今年1〜5月、こういった訴訟310件を受理しており、件数はすでに昨年の年間総数にほぼ並んでいるという。

そりゃそうでしょう、供給が需要を大きく上回っているのに、価格は下げ止まらないというのが異常。今年暮れまでには一気に綻びが表面化するかもしれない。しかしそんな状況下で日本人もどれだけ金を突っ込んでいるのだかな。ちょっと気になる。