「壊れる」境目。

昨日の日記へのコメントをして思い出したのだが、そういえば自分の周りにも「壊れた」人間というのを見聞きした覚えがある。オマエが一番壊れておるやないか、というツッコミは受け付けない(w

一番悲惨なのは、昨日のコメントに書いたケース。
弟の幼稚園時代の同級生で、学区は別だったが、家も比較的近いことから、兄弟で何度か遊びに行った覚えがある。家にはファミコンがなかったから、よくスーパーマリオなどやったものだ。そこの女の子は、今にして思えば結構可愛い子だった。自分が男兄弟だったから、妹みたいな感じか、特にそれ以上の感情も抱きようがなかったが(当たり前じゃ、思春期前の話だから)。

中学校くらいになると、他人の家に遊びに行ったり、来たりという交流は激減し、いつの間にか動静も聞かなくなってしまったのだが、大学〜社会人になって、そこの家の複雑な事情を知る。
元々、そこの「夫婦」は、実は戸籍を入れていない内縁の夫婦で、本来の夫の家庭は別にあったという。子供の頃に「父親」らしき人間と顔を合わせたこともあり、ああ普通の両親なのだな、と思っていたが甘かった。思春期になって、その子が「何で同じ家族なのに苗字が違うの」ということに気付いて、そういうことなどがきっかけで、高校時代に精神を病んで、パラヒキになったという。母娘の二人暮し、今は生きているのやら死んでいるのやら、怖くて聞けない。

「谷歌」の苦戦→mp3検索がないから。

6月11日、グーグル中国(「谷歌」)が、中国ポータルサイトの最大手「Sina(新浪)」と提携することを北京でリリースした。谷歌と新浪は戦略パートナー関係を締結することによって、検索エンジン(主にウェブページ)はもちろん、ニュースコンテンツとネット広告の面で提携することとなっている。 検索エンジンといえば、グーグルがグローバルブランドとして、最も多くの地域で市場を制覇している。しかし中国では、中国語名称「谷歌」を発表したものの、進出自体が遅れたこともあり、中国マーケットの2番手となっている。2006年10月の1カ月間における、検索エンジン利用ユーザー数は約1.26億ユーザーであり、そのうち「百度」のユーザーが88.4%、谷歌が2番目の53%、Sinaのユーザーが約8.4%となっている。(出所:I research, 6/20時事)

題名の通り。他の検索エンジンは、mp3楽曲がダウンロードし放題なのに、「谷歌」はない(あるはずがない)。「お百度参り」*1相手に、苦戦するのは当たり前(w

*1:日本版はエロ画像拾い放題。

中ソの微妙な関係。

【モスクワ19日時事】ロシア国営天然ガス独占企業ガスプロムのアナネンコフ副社長は19日、極東地域の社会経済発展に関する政府委員会で、サハリン沖の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」で生産される天然ガスの中国向け輸出を阻止するようフラトコフ首相に求めた。インタファクス通信によると、同副社長はサハリン1側が計画している年間80億立方メートルの中国向け輸出を認めれば、極東地域でガスが不足する恐れがあると指摘、国内消費を優先すべきだとの考えを示した。サハリン1を主導する米系メジャー(国際石油資本)、エクソンモービルは昨年、中国石油大手、中国石油天然ガス(CNPC)とガス供給で暫定合意したが、その後、液化天然ガス(LNG)による日本などへの輸出構想も浮上している。

非常に微妙。そもそも「国内消費」っていったって、シベリア地域でどれだけ需要があるか知らんが。本音は、日本と商売をしたいものの、「北方領土」問題もあるし、かといって中国との関係を強化すれば、またシベリアを華僑に荒らされるわ、エネルギー根こそぎ持っていかれるわの関係だったりするわけで。

賃金は教諭へキックバック。

中国のニュースサイト・新華網が19日報じたところなどによると、広東省東莞市の工場で四川省の中学生約500人が実習の名目の下、低賃金、長時間労働を強いられていたことが明らかになった。これらの中学生は四川省南充市儀隴県の大寅中学の生徒。同校は生徒に「自分の学費は自分で稼ごう」と東莞市の工場での実習を薦め、それに応じた生徒約500人を東莞市石碣鎮のコンピュータ−用コネクター工場「整隆連接器廠」に送り込んだ。大寅中学の生徒たちはこの工場で毎月500元余りの低賃金で、1日14時間もの長時間労働を強いられていたほか、残業に遅れた生徒が監視役の教師から体罰を受けることもあったという。このことが報道されたのを受け、儀隴県政府は生徒らを学校に戻して教育を受けさせると同時に、この問題について調査を進める方針を示した。石碣鎮政府の労働監督部門も、整隆連接器廠で児童労働などの問題がなかったかについて調査するとしている。(6/20時事)

ツッコミどころはここ。
「自分の学費は自分で稼ごう」って、いったい。
「残業に遅れた生徒は体罰」ですぜ。これなんていう授業? でもって、
賃金は教諭へキックバックされているという罠。
昨日の「拉致監禁強制労働」も然りだが、背景として、経済成長に伴う賃金上昇と共に、内陸部の民工が、労働条件の悪いところへ行きたがらなくなっているという事情が大きい。そのため、鉄道部が第六次大逓速にかこつけて、上海〜銅陵・阜陽間の非空調普快を全廃し*1民工の華南方面への誘導を図っている*2とはいえ、それも芳しくないのだろう。

*1:阜陽行は「按需臨時列車」として一本復活。

*2:別名「マクロ・コントロール」。自分が名づけたw

西瓜爆弾の日々。

家に戻れば山のような西瓜爆弾。これだけの西瓜を二人家族でどないして食えちうんじゃぁ。というわけで、現在、上海市内居住の方を対象に「西瓜持ってけサービス週間」でも展開しようかと。いえマジで。誰か要りませんかねぇ。