一昨日言及したこの場所はかつて神明高女が存在した場所なのだが、ずいぶん豪壮な建物だと思って帰宅後資料を眺めてみたらここまで巨大な建物ではないことが判明し、訪問した場所を間違えたかと焦ったが、そんなことはなくてやっぱり近年建て替えられたということが判明した。
写真のドームのある建物が「核電大廈」という趣味の悪い建物で、その南側に建物がありこちらを見なかったのかと焦ったのだが「日本鉄道旅行地図帳満州樺太編」の大連市内の地図を見ると、旧大連神社(現市政協)前を通る道を西に直進すると旧中央公園(現労働公園)にぶつかるのでたしかに訪問した場所は間違いではない。マップで更地になっている場所がこの場所なので、ここに大規模な病院を新築したのに相違はないようだ。わざわざレトロ調の建物を作るかとも思うが、景観条例かなにかあるのやも知れぬ。
市中心部にある建物の多くは再開発名目でほとんど解体されているが、古くかつ狭隘な建物をわざわざ残す必然性が乏しいから当然で、学校建築物が残るところは数少ないのはそういう理由であろう。
- 作者: 今尾恵介,原武史
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