まずは「一次資料」を読むことが重要。

http://aoki.trycomp.com/2012/04/post-381.html

私は二十代から人民日報を読んできました。最初は読めない、理解できない、の連続で、辞書を引くばかりの毎日でした。それでもバカはバカなりに、十年も続けていればそれなりにモノが見えてくるようになり、最後には、夢のなかにも江沢民胡錦濤が出てくるようになったのです。
眠りに入ると、夢を見ます。湖に白鳥が泳いでいます。遠くにはボートが一艘浮いています。目を凝らせると、船上に胡錦濤の姿が。私はボートの胡にいろんな質問を行います。で、目覚めるや否や、このときの会話内容をできるだけ思い出して、メモするのです。それを整理して原稿にすれば、大体のことは的中するようになったのです。
ほんとかよ、と疑問のあなた。もちろん冗談に決まっています。私は細木数子ではありません。ふざけるなと怒りのあなた。でも、ですね。人民日報に掲載された胡錦濤たちの発言と動向を見ていれば、その肉声が聞こえてくるようになる。こちらは本当です。それには30数年の歳月が必要でした。私は言いたい。頑張れ!青年たち。今こそ本を読め!と

中段は4月1日なので敢えて引用させていただきました。
早急に結果を求めても実は何も得られなくて、何年も社会に出てその中で抱いた疑問を、別の視点から突き崩すには、膨大な一次資料に当たる必要がある。ここでいう「本を読め」というのは、資料性のある書籍の話。もっとも、過去の書籍を見て「あああんなこと言っていたのね」とツッコミを入れるのもありだ。社会での経験というのは、むしろそういう判断をするためのものであるといえよう。