天候不順(他意あり)

妻のほうがだ。だいたい感覚的に一週間前が不安定になる。今朝も同様。午後から少し安定し、図書館に連れて行って、それから自分は休憩。久々に筒井康隆の本(「壊れかた指南」)を借りて読む。帰宅後、移動時間などの確認をする。首が痛いのであまり無理はできない。

壊れかた指南

壊れかた指南

短編集の中では「耽読者の家」が圧倒的に好評なのはわかるが、個人的には「優待券をもった少年」と「余部さん」を推す。理不尽な狂気。ただし、ここ数年間の現代社会は、これすら生ぬるいほどの殺意と悪意が滲み出ているわけで、30〜40年遅れてやっと筒井康隆に世界がついてきたという所感。