過去の遺産を食いつぶすか。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090421/192599/
大株主に逆らって役員を人選してみたりする段階でアレなのだが、だいたいこの会社というのは十何年連続で赤字を垂れ流し、しかしこの記事を見たらここまでひどいのかと絶句。
まあ、かつての名門アパレルの凋落振りたるやひどいものがあるのだが、蝶理なんぞのように繊維メーカーの子会社になることで生き延びる道もあるわけです。ところが、ここの場合、メーカー系でもない、オーナー系でもない、そんな会社が何で生きてきたかというと、1960年代の「アーノルドパーマー」の遺産のみっていったい。
1990年代にはアクアスキュータムを買収して「絶対失敗する」と思ったら案の定大失敗で、よく今まで手放さずにいたものかと不思議でならぬ。