民放など見ようもないのですが。

当地にいると民放など見ようがないので、日本における実情はかなり疎いのだが、海外下放前の数年だけでも、民放をつけると冠スポンサーは「パチンコ」「サラ金」頼みになっていて、テレビを見る気にもならなかったのが実情だ。それももはや通じなくなってきたということは、昭和20〜30年代の石炭工業の盛衰、いや身近なところで言えば「ビッグスリー」と二重写しに見えるのは気のせいだろうか。
小生は「天漢日乗」と違って、マスコミ関係にほとんどつながりがないが、ないわけではない。このへっぽこサイトにも、マスコミ関係者が閲覧にくるようだから、書いておくが、沈むときはとにかく早い。
茹で蛙」という言葉がある。
思ったとおりに利益が出なくなるまではさほど大きな変化はないが、損失が出るようになったらあとはジェットコースター状態で急速に業績が落ちていく。時事通信社在籍の方はご存知だと思うが、本業で利益が出なくなって株式売却益で当期利益を捻り出すという芸当、その轍を踏まないと果たして保証できるのか。「産経残酷、時事地獄」という言葉を、他山の石だと笑っていられる時勢ではない。