やっぱりここにも「乱収費」。

5日付の上海紙・新聞晨報(A15面)が新華社電として報じたところによると、重慶市では農家が豚を養殖すると、15種類もの税金や公共負担金を課せられる。その総額は60元前後で、重さ100kgの標準的な豚1頭の利益(500〜600)の1割を占めるという。全国人民代表大会に出席するため北京市を訪れた重慶市の農村部代表が公表した。15種の税・負担の中には、食肉処理サービス費、消毒費、検疫費といった養豚と関係ある費目以外に、教育付加費、都市建設維持費など直接関係のなさそうなものも含まれる。こうした状況は中国各地で見受けられるという。農家は豚肉の価格が大きく下落すれば、なけなしの利益で税・負担金を払うことになる。中国人が好む豚肉は、物価上昇の「悪玉」牽引役になってしまっているが、生産者側も値上がりで恩恵を受けているばかりではないようだ。(3/7時事)

だからこそ、河南省などでは「豚足」を食うわけですよ。