COOLPIX L10を使ってみた。

シャッター速度が遅くなる局面で撮影したときに「手ブレ警告」メッセージが出るとか、手ブレ補正機能を使うといつまでたっても撮影の繰り返しになるとか、微妙に気に入らない機構はあるのだが、慣れればさっと取り出して撮ることもできる。
さらに言えば、液晶が大きい割には消費電力も少なく(IXY Digital320は液晶表示をONにしたときのバッテリー消費が激しかった)、そこを気にしないで撮れるメリットは大きい。
特に、第34次打通作戦では、日の出前(充州焦化厰)でも十分に見るに耐える作品を撮ることもできたし、泗水(大宇水泥厰)や石横(査庄煤砿)のようなデリケートな場所においては、持ち前の高機動性を発揮することができた。
ただし、最近のコンパクトカメラ一般に言えることだが、物持ちが非常に悪い。使い潰してナンボというわけで、補修して継続使用するメリットがないのが困ったところである。低価格品だから仕方がないのかもしれぬが。