トルシエ前監督、なお「流浪の旅」

サッカー前日本代表監督でフランス人のフィリップ・トルシエ氏(51)は日本を離れた後、各国のナショナルチームやクラブチームの監督を転々としている。かつて「白い魔術師」と呼ばれ、日本チームを世界のベスト16に導いた名将が、最短では就任2カ月で解雇されるなど、まさに「流浪の旅」を続けている。
コートジボワールの監督など、主にアフリカで実績を積んだトルシエ氏は、1998年9月から日本の代表監督を務め、2002年の日韓W杯で指揮を執ったのを最後に退任。その後、一時母国フランスの代表チームの監督に名が挙がったこともあったが、結局カタール(03年7月〜04年7月)、仏マルセイユ(04年11月〜05年5月)、モロッコ(05年10月〜12月)の監督を歴任した。
このうち、カタールでは欧州の選手に国籍を取得させて起用しようとして反発を買い、Jリーグ神戸の監督就任要請を断って就任した仏マルセイユでは、成績不振のため辞任に追い込まれた。モロッコでは、高額の報酬が同国サッカー協会との間で問題となり、わずか2カ月で職を解かれた。いずれも強烈な個性の同氏が、関係者との協調を欠いた結果などと伝えられる。現在もモロッコに住むトルシエ氏は、このほど夫人とともにイスラム教に改宗した。さらに同国人2人を養女にしたことを明らかにし、関係者を驚かせた。これに伴い、名前も「フィリップ」から「オマール」に変更。本人は「モロッコに対する尊敬のため」と説明している。(4/20パリ時事)

旧聞に属するがせっかくなので晒し上げ。実は一夫多妻を狙ってイスラムに改宗したというオチじゃないだろうな。だから素直に神戸の監督をやっていれば(以下略