石炭不足の窮余の策は...。

江蘇省は石炭に代わるクリーンエネルギーとして、地熱開発に乗り出す。8,000万元を投じ地熱源を探査し、石炭56万トンに相当するともされる省内地熱の有効利用を目指すという。29日付東方早報が伝えた。同省国土資源庁によると、省内には地下1〜3kmの地層に地熱資源が豊富とみられるが、現在は利用可能とされる地熱の1.5%しかエネルギーとして活用できていないという。現在、省内工業は年間石炭1億4,000万トンを消費するが、省内の石炭産出量は2,500万トン。環境保護とエネルギー源の省内確保の両面で地熱開発が注目されている。(NNA)

日本でさえ地熱発電は採算面に乗ってはいない。かつて日本重化学工業がこれに金をつぎ込み自沈し、フジタも地熱絡みで数十億の焦げ付きを出している。江蘇省に火山帯はないはずだから、どう考えてもガセくさいのだが、そのあたりどうよ?