本日の毒の吐き出し(棚卸)。

午後になって役員が資料に英訳がないと騒ぎ出して収拾つかない中(何を言っても面罵されるというのも不条理な話で、それを一担当者レベルに言う話なのか)、数値照合かければ細かい誤差は出るわ、案の定2名はクソの役に立たないわ(端から期待していないが)、これで切れないわけがない。他部署の面々に愚痴を吐きたくなるほど、まあひどいものだ。今まで組み立てた仕事がすべてパー。あまり早く仕事を片づけてもあの暴君はろくなことをせん。社会主義国のノルマを想起する。最も日本の国家社会主義ぶりは戦前以来の伝統だから暗澹となる。
殺意を抱いている分には鬱ではないのだがこれはひどいレベルの迷走ぶり。根本的には2名が管理者の仕事を放棄していることに問題があり、あまりのひどさに毒づきたくもなる。まあこういう偏執狂的な役員の元で仕事ができるのは自分もある意味おかしいわけで、同人誌の締切やら会計やらガチガチに締められるのは才能ではない、病気といえよう。

「クトゥルフ神話」+「満洲」。

前述のとおりの疲れた頭で考えたのが
インスマスを覆う影 in 満洲」!
「偽満」時代のおはなし。
大連市内にある神明高女の女学生と知り合いになった主人公。彼女の顔立ちは目がぱっちりとしていて(開きすぎくらいに)整っているのだが、いつも会うときは「刺身弁当」を持ってきている変わった子だった。
ある日少女の誘いを受けて、彼女の故郷までバスと窄軌を乗継いで行くことになった。普蘭店の駅員に聞いたのは「一日一本『いんすます』まで行くバスがある」とのこと。それに乗って、終点からさらに塩田を突っ切る窄軌の貨車に便乗していったところは、「海腸」はおろか「海鼠」を筆頭に海産物が山のように取れ、さらに同地は良質な天日製塩が取れる場所であった。しかし、同地には製塩大手である「大日本塩業」でさえも進出していないのが不思議な話であった。そして彼女と待ち合わせて、実家に泊まったのだが、なんか妙な違和感を感じる。夜になると、どうも外がわいわいがやがやさわがしい、満語にしては訛りが激しい。「いあいあくとぅるふふたぐん 」とかそんな満語を聞いた覚えがないし習った覚えがない...


インスマスを覆う影」を下敷きに、普蘭店市復州湾(五島)を訪問した経験を混ぜ込んでしまうと、「クトゥルフ神話 in Manchuria」ができあがるではないか!という冗談のような構想。実際問題、中国を舞台にしたクトゥルフ神話作品というのは存在するわけで、それを「満洲」にどう持ち込むか。ガチガチの産業史ばかりやっていてもつまらないので、それをどう読み物にまとめるかというくだらない思いつき。
あとわたし自身「ギミア・ぶれいく」の佐野史郎主演「蔭洲升を覆う影」をリアルタイムで見ておりますんで(つべにも落ちてる。なぜかDVD化されてない)