やっと再版「曠々満洲」第二号 (うたう!大満洲国)

これは一昨年の八月に早大戦史研主催イベントで頒布したものなんですが、本号は売れ行きが好調だったのと、諸般の事情で手持分を供出してしまった事情もありまして*1。小生は「少女歌劇と満洲」の第一部 (松竹歌劇団満洲国) を担当し、劇団史でもその詳細が掴めていなかった「松竹楽劇部満洲公演」*2ならびに、その存在がほとんど伝わっていない「東京松竹少女歌劇団 グランドレビュー世界の満洲国」を探る試みを行いました。現時点では通販体制が既刊新刊含めて未構築なので、今後それを整えていこうかと思います。

*1:OSK日本歌劇団ならびに90年史編集委員に献本したため

*2:一昨年に取り急ぎまとめたものなので若干の課題があります。演目は同年三月の「春のおどり」を転用したのは判明しましたが、今後の課題は「日満観光社」です。同社が大阪商船の関連会社であることが最近になってわかりましたので。あと第二版で誤字は修正済です。